口座の開設に必要なもの

口座を開設する際、「パスポート」「公的身分証明書(ACR・I-Card・ICR・SIRV・SRRVのいずれか1つ)」「初回預金用の現金(各銀行により異なる)」が必要です。その他、フィリピンに滞在していることを証明する書類としてフィリピンの公共料金明細や運転免許証などが必要になる場合があります。

初回預金用の現金の相場は、ペソ口座で通帳ありの場合10,000ペソ、約26,000円、通帳なしの場合2,000フィリピン・ペソ、約4,600円です。

口座開設は即日対応で、多くの場合はその場でATMカードを受け取れます。

家や職場の最寄りで口座開設する

同じ銀行でも口座を開設した支店以外で、手続きを行う際に手数料が掛かる場合があります。

また、フィリピンは渋滞も多いため家や職場などから1番アクセスの良い支店で口座開設するようにしましょう。

ATMカードをもらう

コンドミニアムを購入した場合、通帳かATMカードのどちらかを選ばなくてはいけません。

フィリピンでは、日本と違い「通帳口座」と「ATM口座」が別で、通帳だと窓口のみでしかお金を引き出すことが出来ず不便です。

そのため、口座開設の際はATMカードを選んでください。

口座の凍結

普通預金で、2年以上取引がない場合や口座の預金がゼロになった場合などに口座が凍結されてしまうことがあります。

また、口座の残高が銀行の定める金額を下回ると管理手数料が発生します。口座の残高や管理には、注意しましょう。